明けましておめでとうございます。新年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
初詣、ご挨拶まわりなど意外と忙しい年始ですが、いかがお過ごしでしょうか?
そろそろ仕事初めの頃合いでしょうか。
さて、今回は、前回持ち越しのテーマで「目標を実行する」について書きたいと思います。
特に年始は、各個人で1年の目標を立てることが多いと思いますが、ほとんどの場合、達成したかどうかを振り返ること無く、また、来年には同じように目標を立てていることが多いと思います。
これは私自身がそうであったこともありますが、周りの方を見ていても感じるところです。
ではなぜこのような現象が起こっているのでしょうか。
色々考えましたが、結論から申しますと「個人の目標は立てる必要がない」ということです。
これを言ってしまうと元も子もないですよね、すいません(笑)
ですが、なぜ、このような結論に至ったかと申しますと、個人の目標の意味を考えた時に、概ね「成長・改善」だからです。
個人の目標だと「英語を喋れるようになる」や「○○の資格を取得する」や「今年は○○kgダイエットする」や「○○の仕事を出来るようになる」などです。
この場合、目標理由の強さによって達成具合が変わってきます。例えば、 「英語を喋れるようになる」 の場合、半年後必ず仕事で必要になる人と、なんとなくカッコいいからを理由にする人とでは、前者の方が明らかに達成割合が高いですよね。
これは個人の行動は、利(得)に対して動くからです。
なんとなくカッコいいからという理由は、英語を喋れるようになるという努力量を考えたときに 利(得) が少ないです。
つまり 利(得)が 多いものは、わざわざ目標を立てなくても行動するし、逆に 利(得) が少ない目標は、そもそも必要がないことだからです。
資格についても、その人の人生において必要な資格はほっておいても取得するだろうし、ダイエットについても、例えば、モデルの方は、目標を立てなくても体型をキープされます。
では、目標ってそもそも不要なの??となりますが、私が考えるに個人ではなくチームでは必要だと考えています。
個人の利に関しては、ほっておいても動くものですが、チームとなると話は別です。
チームの利については、あらかじめ設定しなければ、みんなが同じ目標に向かっていくように行動がとれません。
なぜならチームの利について、考えている人数は極端に少ないからです。
たとえば株式会社であれば、本当に会社全体の利について考えているのは役員ぐらいかも知れません。
ですので、みなさまの会社でもそうであるように売上など様々な、チームの達成目標が存在するのだと思います。
逆に言うとチームの利について考えながら行動出来るようになるとあっという間に同僚たちと差が開くかも知れませんね。
それでは、ご安全に~!