「ピンチはチャンス、チャンスはピンチ」

〇チャンスの回数

上司の言葉で、一番、自身に響いているのは、「チャンスの回数は平等」です。これは、会社員時代の支店訪問時に、新卒の22歳の方と面談した際に上司が放った言葉でした。意味としては、多くの新卒入社の方(若年層)は、この言葉を聞いてもそんなことは無いと思う方もいらっしゃるかもしれません。なぜなら、「配属先が違う」「職種が違う」「担当エリアが違う」「上司が違う」等、言い訳の要素が多いからです。実際は、職種別の社内コンテストが開催されたり、社内公募による希望配置転換があったり、やる気のある人にとっても、やる気のない人にとってもチャンスは平等にある会社だったし、やる気次第では、重要な仕事がどんどん若手に振られる社風でした。若手の時代に様々な経験ができ、能力開発が盛んに行われていました。事実、私の周りで退職した同年代の話を聞くと、ほとんどが、他社でどんどん出世され、成功しています。

〇ピンチの回数
ではチャンスに比べてピンチの回数はどうでしょうか。結論から言うとピンチの回数は、不平等です。なぜならピンチは、ほとんどの場合、経験したことが無い仕事を遂行している時に発生ことが多いため、同じルーティンワークをしている方にはピンチは訪れにくいです。

〇本題

昨日のブログに似た内容になるのですが、本人のとらえ方によっては、上述の回数は変わると言うことです。例えば、全く誰もやったことがない仕事をすると確かに様々なことが発生しますが、これをピンチと捉えるのではなく、「自分が成長するためのチャンスだ」と捉えることが出来れば、回数が逆転するのです。つまりは、チャンスの回数もピンチの回数も平等ではないということです。分かりやすく言うと、会社から与えられる成長の機会は平等が正しい表現かなと感じました。更に言うと、回数より気にしなければいけないのはピンチの大きさですよね。理由は同じルーティンワークだけをしていると、ピンチの回数は少ないが、ロボット化により仕事がなくなったり、若い方に席を取られたりする可能性があるからです。特にこれからの変化が多い時代には、日々挑戦して希少価値が高い人材になることが肝要です。どんどん挑戦していきましょう。応援しています。それでは、よい1日をお過ごしください。

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